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道守随想

道守通信の巻頭を飾る著名人の随想です。過去・現在・未来の道への熱い思いが綴られます。これまで作家・佐木隆三さん、映画監督・大林宣彦さん、歌手・イルカさんらが登場しました。

【vol.17】 ふたりの珍道中から、末広がりの道へ 阿木燿子 

ふたりの珍道中から、末広がりの道へ 阿木燿子  九州の最初の思い出は、宮崎・鹿児島への新婚旅行です。12月に結婚式を挙げ、翌日から新婚旅行。ジーンズ、パンタロンの軽装で、ギターを片手に、最後は屋久島まで足を伸ばしました。計画を立てない行き当たりばったりの珍道中でした。…

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【vol.15】 道草の道 岡部まり 

道草の道 岡部まり  私は“道草”派です。幼い頃から、大人になったらまっすぐに“王道”を歩くものだと教えられてきましたが、長崎の高校を卒業し、福岡の短大に在学中、モデルのアルバイトを始め、誘われて、FM福岡でDJと番組づくりも体験しました。思えばこれが、道草のはじまりだったかもしれません。…

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【vol.14】 人生の岐路 檀 太郎 

人生の岐路 檀 太郎  およそ50年間慣れ親しんだ家が、東京都補助132号線という計画にかかり、どうやら立ち退かねばならぬようだ。父の代には借地をしていたのだが、父と相次いで地主さんも他界された。…

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【vol.13】 大切な人たちが作ってくれた道 辛島美登里 

大切な人たちが作ってくれた道 辛島美登里 音楽の道に進みたいと思ったのは、大学在学中に「ポプコン」(第26回・1983年)のグランプリ受賞がきっかけ。鹿児島出身で、父は公務員。普通に結婚して家庭を持つだろうと思ってきた。…

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【vol.12】 家族へ 語り伝える道 新井英一 

家族へ 語り伝える道 新井英一  俺にとって一番の道は「清河への道」だが、原点の道は生まれ育った吉塚にある。家から小、中学校までの道。正直、いい思い出はない。おふくろが盗品売買に巻き込まれ、刑務所に入れられた1年間は、とくに遠くてきつい道だった。…

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【vol.11】 万芸から生まれた、私の道。 神田 紅 

万芸から生まれた、私の道。 神田 紅  小学校5年まで、箱崎の坂本町(福岡市東区)に住んでいた。学校が終わっても教室に隠れて遊ぶタイプだったから、帰りは真っ暗で友達と別れると最後はひとり。木材工場や醤油工場の側を通り、寂しい松林の脇道はすごく怖かった。…

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【vol.10】 農作業の道、フランス料理の道 食の大切さ知った 上柿元 勝

農作業の道、フランス料理の道 食の大切さ知った 上柿元 勝  道の記憶は「農作業の道」です。鹿児島県松元町の農家で6人兄弟の4番目の私は、農作業を手伝うのが日課でした。田植え、草刈、何でもしました。子供は貴重な労働力で、農繁期は学校も休み。中学で野球部に入りましたが、家の手伝いから逃れることはできません。…

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【vol.9】 「追い山の道」 長谷川 法世

「追い山の道」 長谷川 法世  博多生まれの私にとって、道といえば博多祇園山笠の順路、それも「追い山」の順路につきる。毎年7月1日から2週間催行される山笠の最終行事追い山は、総鎮守櫛田神社から廻り止めまで博多全域にわたる5キロのコース。普段は変哲のない生活道路である道が、…

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【vol.8】 わが歌 この道を生きる 内山田 洋

わが歌 この道を生きる  故郷を散策した。掘割沿いの道はきれいに整備され、文学碑や歌碑、木々の紅葉が印象的だった。柳川は道を大切にする運動に熱心と聞く。わが母校伝習館高校もこの活動に取り組んでいると聞き誇りに思うし、なにより美しい柳川がここにあることがうれしい。…

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【vol.7】 「ブレーメンから糸島へ。人生の一本道」 フォルカー・レニッケ

「ブレーメンから糸島へ。人生の一本道」   日本に来て29年、糸島に住んで10年になります。わが家から眺める加布里湾の夕日の美しさ!何度眺めても感動します。
毎年大晦日、海岸で沈む夕日を送り、元旦は自宅の窓から可也山に昇る初日を迎えます。…

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【vol.6】 「デコボコ道だから人生は楽しい 道守は嬉しく楽しい自然保護」 イルカ

「デコボコ道だから人生は楽しい 道守は嬉しく楽しい自然保護」  人生はでこぼこ道ですね。そんな歌を作ったことがあります。平坦な道が続いたことはない。うれしいこともいっぱいあったし、つらいこともいっぱいあったから、よけいに幸せに感じられたのかな。人生の分岐点にさしかかると「こっちの道」という心の声を感じます。陶芸家志望がフォークソングの道へ。…

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【vol.5】 「私を育てた田舎道・自転車道・カブトムシの道」 秋山 幸二

「私を育てた田舎道・自転車道・カブトムシの道」  新しい道へ・新生ホークスの二軍監督になって初めての開幕が迫った。私の挑戦心は「道」という言葉や「道を開く」そんな思いと重なる。「プロ選手は自らの道を切り開くしかない」という現役時代の実感と、子どもころの思い出・自分でつくった道のことが頭に浮かぶ。…

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【vol.4】 「光を求めて道を行く。」 大林 宣彦

「光を求めて道を行く。」  人は海を前にすると大きく両手を広げ、山に向かうと手を合せる。海は未来を開き、山は古来の約束を守る。
近代日本ではぼくら日本人は皆海に向かってこの國を拓いて来たが、どこかで日本人としての暮しの上の約束事を忘れて…

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【vol.3】 「山旅で思う道」 栗秋 正寿

「山旅で思う道」  7回目の冬のアラスカ山脈登山を終えた今年4月、アラスカの友人と同じ山系のサンフォード(4950m)へ春山の旅にでかけた。冬のマッキンリーなどへはいつも軽飛行機で3合目辺りの氷河に降り、そこから登り始めるので麓の村からスキーでアプローチした初めての…

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【vol.2】 「道草が楽しい」 河野 裕子

「道草が楽しい」  道を歩いていて何より楽しいのは道草をすること。あ、こんな所に竹垣があって、たけのこまで生えているなんてこともあれば、れんげ草が畑の畦に咲いていたりして、子供の頃のれんげ摘みを思いだしてなつかしくなる。…

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【vol.1】 「道に出会うこと」 佐木 隆三

「道に出会うこと」  関門海峡の魅力は、やはり夕陽である。マンション二十四階の仕事場から、傾いていく太陽を眺めていると、わが人生の来し方が思われ、「あの時こうすればよかった」というような悔恨の情にとらわれて、夜更けまで悶々として過ごす。…

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