ルート登録番号B
ながさきサンセット・オーシャンロード
世界遺産候補で観光ルート開発
教会群をつなぎ、広域連携へ
長崎県西海岸沿線の平戸市、佐世保市、西海市などを通って長崎市にいたるコース。世界遺産に暫定リスト入りした「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を通した魅力ある地域づくりを行っている。
ながさきサンセット・オーシャンロードは、陸続きの道路としては日本最西端の海岸線を北から南までくまなく走るため、どこからでも西の海に沈む夕日が存分に楽しめるコースです。
また、いまもキリスト教の伝統を色濃く受け継ぐ「ながさき巡礼」のルートとも重なります。
自然と文化の両方を満たす本来の意味でのシーニックバイウェイとして、沿線の活動団体との協働により、長崎県を代表する風景街道に育てていきたいと思っています。
コンセプトは夕日・教会・橋などのビュースポットを生かした新たな観光ルートづくり。訪れた人に、歴史や文化、自然を体験してもらい、地域の活性化を図ります。
そのため、4つのことを計画しています。地域再発見バスツアーや車座談義などの「組織づくり」。「雪の浦ウィークに学ぶ手作りイベント成功のコツ」と題した勉強会などでの「人づくり」の強化。地域を結ぶ花街道づくりなどでしっかりとした「舞台づくり」を行い、「夕日・教会・橋のフォトコンテスト」で「しかけづくり」を展開していきます。
今後は、風景街道のコンセプトの浸透が地域によって差があるため、研究会やシンポジウムなどの意識や連携を深めていく活動を地道に重ねる必要があります。キリスト教の歴史や遺産がいまも生きる教会群が魅力の五島、島原、天草との連携も検討していきます。

紹介者
籠手田恵夫
ながさきサンセット・オーシャンロード推進協議会会長。ガイド活動を行う一方、平戸観光宣伝、まちおこしイベントなどに参画。2007年に社団法人平戸観光協会会長。