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九州風景街道 特集
【特別号2007 vol.16】
フェニックスやハイビスカスなどの亜熱帯植物が沿道を彩る国道220号がメーンルート。同ルート上に息づく神話と歴史の道づくりを進めている。
国道220号は、きらめく青い海と波状岩が絶景を誇る全国屈指のドライブルート。一方、同ルート上に神武天皇の父上を祭る鵜戸神宮、祖父の山幸彦を祭る青島神社など神話の地が連なっており、旅もまた趣き深いものがあります。 私たちは3つの道づくりを展開していく予定です。一つは、道空間をデザインする「うつくし」の道づくり。日本初のロードパークで名高い国道220号を中心に、「みちの景観診断」を行い、道路管理者と活動団体との新たな協働の仕組みづくりに反映させる計画です。 もてなしの道づくりでは、江戸時代に開削された堀川運河で有名な日南市油津地区で、「通り名で道案内」と称する社会実験を国土交通省の支援のもと11月〜来年2月まで実施。油津の地域住民が主体となり訪れる人を心からもてなします。 また、神社を中心に神話の地を巡る旅や、鵜戸街道、飫肥街道の発掘調査を行う、神話と歴史の道づくりも進めていきます。 九州風景街道が本格始動した本年度を飛躍の年としたいと意気込んでいます。しかしながら、現時点では九州風景街道の理念を浸透させていくことと、ルート運営のノウハウを持った人材確保が大きな課題となっています。思いを同じくする九州の他のルートと連携しながら課題を克服していければと考えています。
紹介者和田 皓日南海岸地域シーニックバイウェイ推進協議会会長。旅館経営に携わるとともに、青島から串間をエリアとした日南海岸活性化協議会の会長を務める。