宮崎県延岡市三川内歌糸
勝浦ナミエさん(95歳)
三川内地区と古江地区を結ぶ古江トンネル出口(イヤザメ地区)を花壇で飾る。始めたのは大阪から戻った1987年。散歩や買い物のたびに、空き缶を拾っていたのがきっかけ。「空き缶をどうしようかと考えたときに、沿道に並べて花を植えることを思い立ちました」
空き缶花壇には、高齢者ならではの工夫も。水をくみにいくのが大変なため、空き缶の口を上に向けている。
3年前には地元教育委員会が看板を提供した。「イヤザメの花園 勝浦ナミエ 私がお世話します」。ドライバーや歩行者に見てほしいという思いからだったようだ。
いまでは三川内地区周辺の道路でも花壇が見られるようになった。地元の高齢者クラブが連携して、花壇作りに汗を流す。「身近なところからきれいになっていくのはうれしい」と笑顔で話す。 花壇作り以外にも、忙しい毎日。朝・夕の草取りと野菜作りをできる範囲でこなす。ささやかな道守の心が、道を通じて広がっている。