「ダメ元でやるだけやってみようと思って。議論するだけでは前に進まないから」。
大分県宇佐市の宇佐神宮のみやげ物店でつくる仲見世会(高橋宜宏会長)が参道約250mのイチイガシの里親になる。「アダプトプログラム(里親制度)」だ。
10年前に植えたイチイガシは高さ約7m、計35本。木を守り育てる里親は草取りや周辺のごみ収集などを月1回以上行う。高橋会長の提案に是恒咲さんは真っ先に賛成。同プログラムの委員長を引き受けた。
元国鉄マン。若いころから非番の日は家で「宇佐飴」を作り続け、今は店主。「多くの人に里親になってもらい活発に交流したい。参拝客が増え、商売にもプラスになるなら言うことなしだね」。参道・里親・道守・商売と地域の活性化と、新しい挑戦は案外身近だ。