九州地域路上工事縮減に関する行動計画を策定
路上工事の不満を緩和
ゴールデンウィーク・盆・正月などは原則中止に
国土交通省九州地方整備局と九州各県・政令市・日本道路公団・福岡北九州高速道路公社で構成する九州幹線道路協議会は、不満の多い路上工事について、工事量を減らす、工期を短くするなどの行動計画(アクションプログラム)を策定しました。
●72%が路上工事に不満
これまでも報道等で「年度末の路上工事は税金の無駄遣い」など、路上工事縮減の必要性が言われ続けてきました。昨年8月に実施した「九州の道路に関するアンケート調査」では、72%の人々が、「渋滞の原因」「年末年始や年度末に集中」など路上工事に対して不満があると回答。路上工事縮減が大きな課題であるとして、行動計画を策定することとなりました。
●工期短縮、工法も工夫
行動計画は、九州内の高速道、福岡と北九州両政令市の都市高速道、国道、県道の道路上で行われる通行規制を伴う工事を対象とします。工事削減の具体的な方法としては、次の通りです。
・工法や構造の工夫・変更
・工期を短縮した施工業者の評価
・休日、終日工事の実施
・近接する工事は同時施工
また、年末年始や年度末に工事が集中しないよう発注の前倒し、広報の強化も行うようにします。
●作業時間を年間に分散
特に工事が集中し、住民の不満が多い年度末の3月は、路上工事の「抑制期間」として、一年を通じて工事作業を分散するよう道路管理者に求めます。また、年末年始や大型連休中の工事は「原則中止」。地域によって交通への影響が変わるお祭りや観光イベントなどの期間は、地元で中止期間を設けることができます。
具体的な数値目標として、本年度は九州全体の幹線道路で、来年3月の工事日数を前年同月より8%、影響交通量を同15%減らすことを目標としています。また来年度以降も継続して、住民の不満軽減を図っていく方針です。
| 【作業時間の年間分散図】 |
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