住民と行政の協働機運や
道守活動、先行例がけん引
「分りやすく言い換えを」「いや、このままでも」│シーニックバイウェイを中心に意見が交わされた「観光振興と道路」シンポジウム。初耳・横文字の戸惑いは壇上の論議でも会場の声にも聞かれたが、しかし、論議自体は「九州には先行例がある」「日南海岸ロードパークはシーニックバイウェイそのもの」「九州1号は私たちが・・・」などと盛り上がった。
それはアンケート結果にも表れた。期待度9割以上、候補地として、やまなみハイウェイ、阿蘇・・・と参加者はだれもが具体的にイメージしながら、その未来を描いた。
論議や期待の高まりの背景には、道づくりを「住民・行政が協働で」、あるいは住民主体の多彩な道守活動の広がり、さらにゆとり指向の観光立地・立県機運に加え、身近に実例もある。それらが一体となって加速剤の役割を果たし、シンポジウムは「いま、時代の道はシーニックバイウェイ」を確認する場となった。
【参加者の声】
「すばらしい道づくりの考え方に出会った」
「緑の多さ、自然や歴史を一緒に考える道」
「道の駅登場が転機、効率より余裕の道に」 |
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松本準市さん |
走る道から、止まる道、たたずむ道、眺める道、振り返る道。道にはさまざまな表情や機能がある、と感じた。シーニック・バイウェイは時代の大きな風潮にあう。北海道の取り組みはすばらしい。九州に応用できそう。
(福岡県春日市、企画会社代表) |

菰原慶さん |
新しい道づくりのポイントは、住民のみなさんとの協働、と思いました。筑後市は平野部で観光資源に乏しく、官民協働で観光にもつながる道づくりは難しいけれど、何をして欲しいという姿から自分たちも一緒に、という人が増えそう。
(福岡県筑後市役所道路課) |

中馬正昭さん |
これまでのハイウェイが効率なら、バイウェイは寄り道。ゆったり、のんびりと。実にいい話だった。米国や中国への旅行から帰ってくると日本の緑の多さにほっとする。自然や歴史を一緒に考える道─もっと宣伝して広げなければ。
(福岡市、会社役員) |
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