「みちづくしin大分 道守九州会議交流会2005」(道守九州会議など主催、ツーリズムおおいた共催)が10月6・7日の2日間、大分県別府市で開かれた。九州各県から「道」に関わるボランティア団体・個人の道守会員ら約600人が参加。シンポジウムや視察、バスツアーやウォーキングなどを通して道路の景観や交通のあり方、道を舞台にした地域づくりを語り合い、交流した。
交流会初日は、参加者一人ひとりが主役の分科会からスタートした。昭和初期の雰囲気が残る聴潮閣(国登録有形文化財)など別府市内6会場で、テーマごとに各地の実践報告などを交えながら熱のこもった意見交換を行った。(次ページに要旨を掲載)
膝を交えた分科会に続いて参加者は主会場のビーコンプラザに集まり、全体会議や記念講演、道守総会に臨み、夜の交流集会では地元道守などの心づくしの大分の味などを楽しみながら交流を深めた。
全体会議で道守九州会議の樗木武代表世話人は「少子高齢化の進むなか、地域間の交流を活発化するためにも道守活動を進めよう」と呼びかけた。コピーライターで地元ラジオのパーソナリティを務める吉田寛さんが記念講演。「道には出会いがあり、地元の人と話すのが大事」と大分弁を交えながら軽妙・洒脱に訴えた。「要らんことを言うのがおじさん、突っ込むのはおばさんが大分人」などと番組投稿の夫婦の会話を立て続けに披露、爆笑の講演会となった。
分科会報告では、座長が論議の内容や活動を紹介し、道守九州会議総会では九州各県の道守地域会議世話人がこの1年間の道守活動の広がりや深まりを報告した。
夜の交流集会は、道守大分のメンバーが県内の道の駅などから集めた特産品や地元料理、焼酎・地酒などでもてなし、日頃の活動をねぎらった。最後に新調のみちづくしのペナントを来年開催の長崎県の道守代表に手渡し、活動の発展と再会を誓い合った。
「みちづくしin大分」の2日目は、大分県内の道守活動を学ぶバスツアーを開催。別府・湯布院・日田・杵築・臼杵・竹田の6つのコースに分かれ、参加者約130名が朝から出発した。
ウォーキングの別府コースには約25人が参加。メーン会場・ビーコンプラザの展望台の別府眺望からスタートし、山の手レトロ・竹瓦温泉・別府駅界隈を歩いた。ちょっとした石垣に「別府石。淡いピンクなど3色が特徴」「別府球場跡。西鉄ライオンズの稲尾も練習した」と案内役は観光ボランティアの平野芳弘さん。路地裏にも進み「こんにちは」「ご苦労さん」「九州の道守さんたちですよ」|こんな会話が続いた。現在、別府のボランティアガイドは100人を超え別府八湯などを歩きながら案内。路地守・道守・町守役を果たしていることを参加者に印象付けた。
一番人気は湯布院コース。約30人がマイクロバス2台でNHK朝の連続テレビ小説「風のはるか」の舞台となった牛喰い絶叫大会会場や亀の井別荘を訪ねた。道守大分会議の桑野和泉代表世話人と由布院観光総合事務所の米田誠司事務局長の案内で、歩いて楽しい町づくりを進める湯布院の町並みを散策した。
他のコースでも、現地の案内人の先導でボランティア団体の活動の説明を聞いたり、歴史の道や史跡を散策したりと、大分の人たちから心あたたまるおもてなしを受けた。
「道守九州会議交流会2005」開催までのニュースはコチラ